両親はそれを知らずに莉華に近寄っては抱き上げたりしてるが莉華は拒んでいる


「ん…お兄ちゃんおはよう」


「起きたか?」


「うん、良く寝れた」


「そうか、じゃあ準備しような」


「今日もお兄ちゃんが連れてってくれるの?」


「おう。最近、姉貴も忙しいからな」


俺も忙しいけど姉貴よりは暇だ


「お姉ちゃん頑張ってるもんね」


「だから莉華も頑張れるんだろう?」


“そうだよ”と言って自分の部屋に着替えに行った


俺も制服に着替え鞄に必要な物を入れる


ほとんど学校に置いてるけどな