【完】笑顔が輝くのは…

国語と英語の宿題が…


俺は渋々部屋に戻り宿題に取り掛かった


周りも静かなので捗った


宿題も終盤に差し掛かった頃…


…トントン


ドアを叩く音がした


姉貴か?


「お兄ちゃん、ここで寝て良い?」


入って来たのは莉華だった


「どうした?目覚めたのか?」


目を擦りながら俯いた


優莉華のとこには行かず俺のとこに?


でも、莉華の部屋は俺の隣だしな


莉華は姉貴に迷惑掛けたくなくて俺のとこに来たのだろう


優莉華も忙しいから…


仕方ないと思いつつ莉華を抱き上げ残りの宿題を終わらせる


終わったと同時にずり落ちそうになっていた莉華を抱えた


寝かしつけるために部屋の中を歩き回る


完全に寝てしまったのか気持ち良く寝息を立てている


莉華を俺のベッドに寝かしその横に寝ることにした