【完】笑顔が輝くのは…

瑞希に言われてやっと動き始める


最近はずっとこの繰り返し。


心配しているようだけど、あたしは“大丈夫”と言って通す


“大丈夫”とでも言わないと保っていられないの


化学室までの長い階段をボーッとしながら歩く


この学校の階段は何故だか長いんだよね…


いつもはあっという間なのに今日はやけに長く感じる


さっきから瑞希が話しているみたいだけど…


何を言ってるのか全く耳に入ってこない


…そんな時。


………ドン!!!


「えっ?」


そう思った時にはもう遅くて。


誰かに押し倒されたのか身体が宙に浮いた気がした


「愛莉!!」


瑞希が叫んだようだったけど…


あたしの意識はそこで途切れた