【完】笑顔が輝くのは…

「心配かけたくないのは分かるけど無理するな」


そういった陸斗の声は怖かったけど何処か優しかった


また体調崩しちゃったんだよね…あたし。


最近、多いような気がするけど気のせいかな?


「たまには俺を頼れよな。彼氏なんだから」


そういうと抱きしめる力を強めた


陸斗の腕の中って温かくて安心する


「陸斗?…好き。」


言いたくなって言ってみた


「急にどうした?」


陸斗は驚いている


当たり前か…。


「言いたくなっただけ」


自分から言ったのに…


恥ずかしくなって陸斗の胸に顔を埋めた


「愛莉、顔上げてみ?」


しばらくして陸斗に言われて恥ずかしながらも顔を上げた