【完】笑顔が輝くのは…

「うん、分かった」


仕方なく莉華を抱き上げ俺の部屋に連れて行くことにした


部屋に着き莉華を降ろす


しかし、不安そうな顔をしたまま…


「どうした?」


俺は莉華の顔を覗き込む


「お兄ちゃんはさ、お姉ちゃんとずっと一緒に居る?」


「お姉ちゃんって愛莉のことか?」


莉華は“うん”と頷いていた


「どうだろうな?まだ分かんねぇや…」


今は俺が一緒に居たいから居るだけであって…


愛莉はどうなのか分からない


同じ気持ちだと嬉しいのに…


「莉華は愛莉のこと大好きだもんな。」


愛莉が居る時にしか莉華は笑わない


愛莉は莉華の笑顔を引き出している


同じように莉華も愛莉の笑顔を引き出しているんだ