【完】笑顔が輝くのは…

「菊地君と言ったかな?その男の子は近くにいるかい?」


お父さんが聞いて来た


「はい、待合室で待ってくれてます」


「優しい子だね。ちょっと呼んで来てもらいたいんだが…」


「分かりました。呼んで来ます」


あたしは急いで待合室へ戻った


「陸斗!!」


「あっ、お姉ちゃんお帰り」


「焦ってどうした?」


「お父さんが呼んでる」


「何で俺なんだ?」


「分かんない…。とりあえず行ってみて」


あたしは莉華ちゃんの手を引き陸斗を案内した


「次はお兄ちゃんに話しなの?」


「そうみたい…莉華ちゃん、あたしと一緒に待っとこうか」


「うん、分かった」


「じゃあ、行ってくる」


陸斗は顔色一つ変えずに社長室へ入っていった