【完】笑顔が輝くのは…

両親は1年の半分を海外で過ごしてるということもあり莉華の送り迎えは交互にしている


といいながら姉貴は忙しいからほとんど俺が送ってるけど…


「お兄ちゃん、今日のお仕事ってれいも一緒だよね?」


「あぁ、だから学校終わってから迎えに行くから」


「うん、分かった」


莉華の通ってる保育園は歩いてそんなに時間がかからない場所にある


ついでに星欄第一との距離も近い


だから、姉貴が俺にほとんど任せてるのもある


「りーくと、おはよ。れいちゃんも」


元気良く挨拶してきたのは橋谷大河(はしたにたいが)


俺の良き理解者で親友


「大河兄ちゃんおはよ」


莉華が笑顔で挨拶する


「相変わらず可愛いね。陸斗は大違いだ。優莉華さんに似てるんだな」