【完】笑顔が輝くのは…

電話が終わって寝ている愛莉に近寄る


「本当に一緒にいるだけで良いのか?」


呟きながら撫で続けた

「…ん…?陸斗?」


起きたか?


愛莉は俺を見て力無く笑った


「良かった…」


俺の手を握り締めたまま再び眠りについた


安心したのか?


俺も再びベッドに入り愛莉の頭を撫で続けた


愛莉にはもっと笑っていてほしいよな


出来るだけ悲しい顔はして欲しくない


こんな気持ちになったのは初めてだ


女嫌いだといってもいろんな感情を紛らわすために遊んでいた


夜遅くまで遊びほとんど朝帰り


授業なんてほとんど聞いてない


でも、親父から頼まれた仕事だけはきっちりこなしていた