【完】笑顔が輝くのは…

「でさ、愛莉の喜びそうなことってなんか知ってるか?」


俺は聞いてみた


愛莉と毎日、一緒にいる坂本なら何か知ってそうだったから…


「愛莉の喜びそうなことね?前、聞いてみたけど意外な答えが返って来たよ」


……意外な答え?


「“一緒にいてくれるだけで良い”って。だから、出来る限り離れないであげて?」


本当に意外な答えだった


「分かった。ありがとうな」


俺はお礼を言った


「ううん。こっちこそありがとう。愛莉は自分の家族でさえ弱音吐かない子だから…」


“菊地君が聞いてくれるだけでも嬉しいことなんだと思う”


と言って電話は切れた