【完】笑顔が輝くのは…

“じゃあ、頼むな”と言って電話は切られた


これで何があっても大丈夫だろう


「愛莉ちゃんまだ起きないの?」


片付けを終えた姉貴が入って来た


「あぁ、起きそうにないな」


疲れが溜まっていたこともあるんだろう


「今日は此処に居てあげな?どうせ陸斗の部屋なんだし。手ぇ出したら駄目だからね」


病人にそんなことはしねぇっての


「嫌だよ…」


寝言か…?

何故か布団の上を探っている


俺はすかさず愛莉の手を握った


安心したのか俺の手を離そうとしない


その姿が可愛くて頭を撫でながら俺も眠りについた