【完】笑顔が輝くのは…

「莉華、帰るぞ」


滑り台で遊んでいる莉華を呼ぶ


「お兄ちゃん、お姉ちゃんはどうしたの?」


「具合悪いの我慢してたみたいで倒れた」


「大丈夫なの?」


これからどうすっか…


「とりあえず連れて帰ろう」


「そうだね…」


家には誰も居ないって言ってたしな


「莉華、愛莉の鞄持ってくれるか?」


「分かった」


特に何も入ってないのか小さな身体の莉華でも持てたみたいだ


熱があるなら家に帰っても何も出来ねぇしな


姉貴に事情を話せば何とかなるだろう


両親も帰ってくる気配はないし


世話好きで放っておけない人だからな