【完】笑顔が輝くのは…

「アイツ俺に比べて友達多いからな。積極的なんだ。でも、今のは完璧に坂本のペースだったな」


陸斗は頷きながら呟いた


「中学時代から親父の仕事手伝ったりしてたから友達と遊ぶことなんてなかったんだ」


“女とは暇つぶしてたけど”なんてサラッという陸斗


そう言われればあたしもそうかも知れない


こうやって人と話す機会もなかったな


「そういえば、莉華ちゃんの迎えは?」


あたしが聞くと陸斗は慌て出した


「忘れてたわ。ありがとな。莉華が“お姉ちゃんはいつ来てくれる?”って言ってた」


「あたしで良ければ迎えについて行って良い?」


陸斗は“もちろん”って言ってくれた