あれから、純はよく遊びに来てくれて

あたしは春休みを 楽しく過ごした。




気付けば、あたしの笑顔は 作り笑いじゃなくなってた。




あと2日で 高校生だ。






「か~の」




玄関の外から あたしの名前を呼ぶ声。



「美沙っー。」



玄関を開けると。



「遊びに行こ~」



久々に会う美沙。


相変わらず可愛い~。




「うんっー。」






~遊園地~




「遊園地、久々~」



あたしは、はしゃいでいた。




「華野 幼稚みた~い。」


美沙が笑ってる。