Side 俊


俺は思わず
結衣の頭に手をやってしまった。



「な、なによ//」



すぐに真っ赤になる結衣。
お前、そんなの普通・・・・。



俺の方が恥ずかしいんだからな?




つか結衣が悪いんだぞ!
ボーっとしてて、


急に呼んだら
きょっどってよ?

結衣は気づいてないかも
しんない・・・・。



顔が真っ赤だった。
一瞬で俺のこと考えてくれてんのか?
と思った。



自意識過剰って言われるかも
しれないよ?


でも
そう願いたかった。


嬉しいことに
最近、仲良くなれたことにも
すごく自惚れてる。





まぁ、とにかく
俺のこと考えてたのかって
思ったら可愛くて仕方なかった。





でバカにしたって
すぐ拗ねちゃう結衣。



結衣・・・・。
俺はお前がなにをしても
愛しくてたまらない。





「わ、わかったから//」



逃げる結衣。

あー、マジ可愛い

こんなんで俺は結衣と
合宿なんか行けんのかー?






それからは
結衣を怒らせることもなく
家に着いた、


着くの早すぎだろ?
さっき学校でたのに??





「じゃあ、また明日」


結衣は笑顔で手を振る。
こっぱずかしいが
俺も結衣に手を振り返す。




「お、おう!じゃな」




結衣といると
マジで心臓がもたねぇ・・・・。





それでいて
ずっと一緒にいれる合宿は
なんだかんだで楽しみだけど(笑)





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