学校は楽しいよ。 だって友達と話しとったら 悲しいこと忘れられるから。 今日も いつもと同じように学校に行った。 「ゆき!5組の川上くんが呼んどるよ!」 クラスメートが興奮気味で ゆきに手招きした。 「…なんで?」 「わからん」 めんどいなぁ せっかく話しとったのに… 渋々席をたって教室を出た。 川上くんと言う人は わざわざ人気のない4階にいた。 「よかったら付き合ってくれん?」 唐突に言われた。