******************* 病室にいって悠斗に会ったとき、 悠斗は、俺の名前を呼んだんだ。 「彰」って… ほとんど毎日お見舞いに 行ってたはずなのに なんだか長いこと悠斗に 会ってないような気がして 心の底から湧き上がってくる 何かを感じた。 「ゆう…と…」 目の前には、身体を起きあがらせ、 馴染み深い笑顔があった。