1年間も眠っていて、筋肉が 落ちているため前のようには まだ動けない悠斗。 これからリハビリをして ゆっくり元通りになるまで待つ。 「よかった…悠斗…。」 彰は目にたくさん涙を浮かばせていた。 「…ははっ何泣いてんだよ。彰。」 悠斗も嬉しそうに彰をちゃかした。 私も、嬉しくてしょうがなかった。 嬉しくて嬉しくて涙が溢れた。 また、悠斗の笑顔がこんな近くで 見れるなんて想わなかった。 悠斗…だいすきだよ。