日だまりの愛


家までもう少しだと言い聞かせ
平常心を取り戻す


「誕生日だったんだ!いいね誕生日」


私が意味不明な事言うから隆は笑う

「つか.桃も明後日じゃん?」





覚えててくれてたんだ

それだけでも有難い事だよ



「あ〜うん」


「祥子からお祝いするからって誘われてるんだけど」


「…いいよ来なくて」

何言ってんの.私




「え?何?」


聞こえなかったのか聞き直されて.このまま話てると気持ちが止まらないような気がした



「だから.こなくて良いってば」

「は?……なんで?」