――1人残された部屋。 1人になると つい考えてしまう。 …また1日が始まる。 あたしが、あたしを "演じる"1日が始まる。 別に疲れたりはしない。 疲れるくらいなら演じない。 1人が怖いだけ。 孤独に、なるのが。 誰かに必要とされたいから あたしはあたしを演じる。 「学校、行かなきゃ…」 あたしは無造作に部屋に 散らかっていた制服を着て、 ホテルを出た。