南くん、あんな言い方していいのかな…?
女の人は逃げるように去っていった。
…あれ?私、今睨まれたような……。気のせいかな。
…気のせいには思えないけど。だって、凄い怖い顔だったんだもん。
南くん…やっぱり容姿はカッコイイな。モテるわけだよね…。
その後、どうやって学校に行ったのか…思い出せない。
学校に着いてからも、なぜか朝の南くんのことが頭から離れないでいた。
あんな南くん、初めて見たから。
「ねえ千里、帰ろう?」
「え…もう放課後!?」
気がつくと教室には私と明奈(アキナ)だけ。
この子は、静原明奈(シズハラアキナ)私の幼馴染みで親友。
「あんたさ…今日はずっと上の空だったけど、どうしたの?なんかあった?」
「う、ううん…。」
「ふーん…あったんだ。…嘘がバレバレ。顔に書いてあるよ。“悩んでます”、ってね。」
「そんな―……。」
だけど今は上手く表現出来ない…。
どう話したらいいかわからない…。
するとさすが親友。
何かを察したかのように頷いた。
「まぁ…無理には聞かない。そのかわり話せるようになった時が来たら話なさいよ。
私がどんなことでも全て聞いてあげるから。」
ありがとう…。
「うん…。」
「じゃあ、帰ろう(笑)」
「あ、ごめん。私、今日もわからないとこ聞いてから帰るから先に帰ってて?」
「わかった(笑)
それじゃあ、頑張りなさい。」
「ありがとう。頑張る!」
女の人は逃げるように去っていった。
…あれ?私、今睨まれたような……。気のせいかな。
…気のせいには思えないけど。だって、凄い怖い顔だったんだもん。
南くん…やっぱり容姿はカッコイイな。モテるわけだよね…。
その後、どうやって学校に行ったのか…思い出せない。
学校に着いてからも、なぜか朝の南くんのことが頭から離れないでいた。
あんな南くん、初めて見たから。
「ねえ千里、帰ろう?」
「え…もう放課後!?」
気がつくと教室には私と明奈(アキナ)だけ。
この子は、静原明奈(シズハラアキナ)私の幼馴染みで親友。
「あんたさ…今日はずっと上の空だったけど、どうしたの?なんかあった?」
「う、ううん…。」
「ふーん…あったんだ。…嘘がバレバレ。顔に書いてあるよ。“悩んでます”、ってね。」
「そんな―……。」
だけど今は上手く表現出来ない…。
どう話したらいいかわからない…。
するとさすが親友。
何かを察したかのように頷いた。
「まぁ…無理には聞かない。そのかわり話せるようになった時が来たら話なさいよ。
私がどんなことでも全て聞いてあげるから。」
ありがとう…。
「うん…。」
「じゃあ、帰ろう(笑)」
「あ、ごめん。私、今日もわからないとこ聞いてから帰るから先に帰ってて?」
「わかった(笑)
それじゃあ、頑張りなさい。」
「ありがとう。頑張る!」

