私は先生のお嫁さん

そういえば俺って千里にスゲー惚れてるんだな。
千里のことがめちゃくちゃ可愛いくて仕方ない。


今だって…寝顔を見ながら微笑んでいる俺って………変態か?


「ん……あ、れ?南。」

目を覚ました千里。
俺は再び彼女のおでこに手を添えた。

「熱は、さっきより下がったみたいだな。」

少しまだ熱い気もするけれどさっきほど熱くない。

きっと眠って汗をかいて熱が引いたのだろう。


「熱…?私、なんで…?」

「さっき、急に熱出して寝ていたんだよ。」

「ふーん…そっか…。」


熱を出して幼くなってる頃のことなんかの記憶は

いつも千里自信は忘れていて覚えていない。

「あ…おかゆ?」

「そ、おかゆ。
これなら消化も良いし食べやすいから食べられるだろう?」

「ありがとう、南。」