本当はめちゃくちゃ優しいのに、無理とクールに見せてる。 こんな人だから好きになったのー。 今も変わらないんだね。 「先生、お疲れ様!」 車に乗り込んできた先生の頬に、缶コーヒーを当てる。 「お、気が利くじゃん」 「へへっ」 車を発車させた先生。 そういえば昔も1度だけ先生の車に乗せてもらったことがある。 体育の授業で足を怪我してしまった時に。 「そこ、左ね!」