「親父!? 何でここが…」 「お前が帰って来ないから、友達に一通り電話したんだよ。そしたら、この辺で見かけたっていう奴がいて」 「マジかよ」 「女の子連れだって聞いたけど、まさかその連れって前田…」 「…」 言い逃れなんてできそうにない。 するつもりもない。 こんな早朝にホテル街の真ん前に2人でいる理由。 それは1つしかないからー。