・・・それからチャイムがそろそろ鳴りそうだったから あたしと怜美は各自席に着く事にした。 ・・・それから授業があったけど・・・部活が 終わってもあいつの顔が忘れられなかった。 さしてあたしは教室に、忘れ物を思い出して取りに行くと・・・。 ガラガラー・・・。 「は・・・?」 「・・・・・・ッ」 「・・・・・・。」 あの朝の格好が良い奴が、あたしの席で居残りをしていた。 あたしは少しチラ見をして、 ササッと忘れ物を取って帰ろうとした。 しかし・・・・・・ 「あれ・・・な、ない・・・」 *