あたしは帰って、晩御飯も食べずに悩みに悩み込んだ・・・。


どうすれば・・・良いんだろう。


豹(ひょう)柄の毛布に包まり、一人考え込む。



「ごめんね・・・海斗・・・あたしは違う海斗君を選ぶ・・・よ・・・」



ごめん・・、ごめんごめんごめんごめん・・・。


大好きやねんで、いや・・・大好きやってんで。


ごめんな・・・大好きやったで。

その思いを胸に秘めていたが、とうとうあたしは決意した。


ゆっくり・・・ゆっくり海斗のメールへの返信ボタンを押す。



「ごめん・・・なさい・・・・・・」



何か悲しい気持ちになった。


まだ好きやったんかな・・・。


とポツリ独りで思った。







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