ミラクル先生といっしょ。

先生、一体何処で何をしているって言うの!? もしかして遭難しました、とかじゃないよね?

…………遭難していたら今頃大騒ぎか。

仕方ない。最終手段を使うとしよう。先生達の部屋へ直行だ!

誰もがきっと私が猛スピードで廊下を走っている姿に、思わず目を奪われたかもしれない。

でもそんなのどうだっていい。あとで“ああ、バカみたいに走っていた子”って注目されようとも。

先生に謝る事が出来ればそれで良い。

朝“どんな顔をして会えば良いのか”なんてモヤモヤとした気持ちは、いつの間にかどこかへ消えていた。

誰とも衝突して怪我をする事もなく、辿り着いた先生達の宿泊部屋。

足で思い切りブレーキを踏み、大きく息を切らして。それからどの部屋にいるのかを考える。

番号し書かれていないから本当に分からない。どこかな。