ミラクル先生といっしょ。

「遅くなりました!」


やっぱり勢い良く開けてしまった。

さっきの職員室と違うのは、席について本を読んでいる人がこちらを睨んでいるか、

口に人差し指を当てて“しー”と合図をしているかのどちらかだ。

それに申し訳なく感じながら司書さんがいる部屋に入って行った。


「やっと来たね。遅かったけれど何かあったの?」

「えーと、色々用事がありまして……早めに言えれば良かったんですけど」


絶対に言えない。

合宿の事に気を取られていて、今日の当番の事をすっかり忘れていたなんて。