ミラクル先生といっしょ。

提出の〆切日であるこの日の放課後。私は廊下を猛スピードで走っていた。

走るなって言われては知らないようにするなんて、私には出来なかった。

一昨日の私だったらそんな事は絶対にしなかったと思うけどね。

事の発端は5時間目にまでさかのぼる。授業は国語。私にとっては至福の時間だ。

もう先生のあの笑顔にずっとやられっぱなしです。

前が見えていなくて気付かなかったけれど、どうやら私以外にも人気のようです。

その証拠に私以外にも何人かが先生を見て幸せそうでした。困った。

あの笑顔は誰もが胸を射抜かれちゃうよね。同じ先生に恋する者として納得する。

……だけど誰にも絶対に渡さないんだからね!