ミラクル先生といっしょ。

「あの時強引に行ってくれなかったら、ビリだったので問題なしですっ!
先生こそ、自分の組の子助けなくて大丈夫だったんですか?
A組の子、5番目だったじゃないですか」


平常心、平常心。今持っている感情を表に出さないようにするのに必死だった。

悟られるな。顔はきっと真っ赤じゃないはずだ。


「平気。敵も味方も関係ないよ」


その不意に見せる笑顔、本当に私をノックアウトするには充分過ぎるのでやめて下さい。

返す言葉が見つからない。会話がなくなっちゃった……まだ会話していたいのに。