ミラクル先生といっしょ。

何でクオーターなんだろう。早くしないとビリになってしまう……どうしよう、どうしよう。

すると、その叫びに気付いて私に近付く人が2人。

1人はガタイの良い生活指導の市来(いちき)先生。……あの人クオーター?

そしてもう1人は、何故か私が借りたいと願っていた……。


「湯浅先生!」


湯浅先生とクオーターが結び付かないけれど、市来先生よりも早く私の元に来て、強引に私の手を掴む。

その突然の行動と、滅多に見られないだろうジャージ姿に思わずまた倒れてしまいそうなのを堪えて、

私と先生は手を繋いでゴールを目指した。