ミラクル先生といっしょ。

一体誰よ!? 出鼻くじかれちゃったじゃない! ……って、私? これは失礼しました。

改めて仕切り直されて、今度はしっかりと音と同時に走り出す。

3番目でお題が書かれた封筒を拾い、中身を開ける。1枚の小さな白い紙に書かれていたお題は。


…………クオーター?


何これ。物凄く難題じゃないの。しかも先生に当てはまらないし!

こんなお題混ぜたの誰よ!? 下手したらこの借り物競走全体から見ても、1番難題な気がする。

そう思っていたけれど同じレースの子達も何やら苦戦している様子。ある意味チャンスだ。


「クオーター! クオーター!」


一生懸命そう叫ぶも、やっぱり名乗り出る人はいない。ハーフならそれっぽい子いるのに。