ミラクル先生といっしょ。

1番最初の開校の時だけ今より1クラス多かったらしくて、

使わなくなった教室が多目的教室として利用されるようになった。

だからロッカーがない事を覗いたら普通の教室と同じだ。黒板も机もしっかりある。

1番奥にあるからか、誰もこの場所に近寄ろうとはしない。誰の目を気にしなくても良い穴場だ。

雨じゃなければ、眩しい西日が入って気持ち良いだろうけど。今日は雨だからじめじめしている。

明かりをつけ、そんな教室の真ん中辺りにある椅子に腰掛け、私は先生を待った。

程なくしてやって来た先生は、資料を片手にやって来た。手ぶらで教室に入ったらおかしいもんね。

立ち上がって、照れずに真剣な表情をして。私は先生をジッと見た。

今度はいきなりプロポーズだとかバカな真似なんて絶対にしない。

この告白には次の告白で必ず成功するキッカケを作る意味を含めているから。