ミラクル先生といっしょ。

「……藍佳、流石だね。昔から仲良くやっているだけの事はあるね」

「紗世ちゃんの扱い方に至っては、多分1番分かっていると思う」


なーんか、変な会話が聞こえちゃったけれど気にしないでおこう。

借り物競走の神様がいるならば。私のこの願いをどうか叶えて下さい。お願いします。

一生のお願いにしては早すぎるから一生のお願いだとは言わないけど。


「絶対に引き当てて見せるんだから!」

「……引き当てたとしても、他の出走者に取られたら意味ないと思うけど」


みっちゃん、そんなのはノープロブレムだよ。愛の力があればそんなのどうってことない。

そう言おうと思ったけれど恥ずかしくなりそうだからやめておこうっと。

私が借り物競走で走るまで、体育大会まで運を使い果たさないようにしないとね。うん。