ミラクル先生といっしょ。

みっちゃんがいない間に何度も何度も深呼吸をして気持ちを落ち着かせる。

アイちゃんを連れて戻って来た時には、さっきの興奮も少しはおさまっていた。

よし、今ならしっかりと話す事が出来る……気がする。


「冗談とからかい半分で“私の事好きなんじゃないですか”って聞いたのね。先生に」

「「うん」」

「そしたらね、憂いを帯びた表情で“そうかもしれないね”と言われちゃいました」


いろいろはしょっちゃったけど、良いや。要訳したらそんな感じだし。でも。

…………何この沈黙、すごく怖いんだけど。

それよりも怖いのがみっちゃんとアイちゃんが揃って同じように口を丸く開けている事。

何、揃いも揃ってそんな顔。何かの絵画にそんな感じのなかったかな?


「ええええええええええええええええええ」

「ままま、待って! ちょっ、ちょっと落ち着こう」


落ち着くのはそっちです。