冗談であんな顔が出来る訳ないだろうし……え、何、じゃあ本気って事?

先生その前に無理な理由をキチンと答えていたんだし、そんなバカな話あって良いの!?

あぁーっ! もうっ!! 嬉しいのに本当だったら凄く嬉しいのに!!

どうして真意聞かないで逃げて来たんだ。なんてバカな私だこと。


「……毛布お化け、暴れる音が外からも丸聞こえなんだけど」


むっ、その声は……みっちゃん!? いつの間に? いや、それよりも……だ、誰が毛布お化けよ!?


「出て来ないの? まあ、いいや。何かあったから、そうしているんでしょ?」


何で分かったのなんて聞かない。だってもうみっちゃんとはずっと同じ部屋で過ごしているから。

こんな時こう言う行動をするとかくらい何となくもう分かっていると思う。