先生に行って貰った方がもし私が殴られていたりしたら、すんなりと止める事が出来るかららしい。

あとは単純な私が大喜びするからだとか。え、何なのその理由。

だから2人は真っ先に湯浅先生の所へ行って、“私達じゃ無理なのでケンカを止めて下さい”と、

半分のウソを吐いて先生を強制的に向かわせた、と。

……そういえばみっちゃん達にオンボロ倉庫の話していたっけ。

だったら迷わずに私の居所を突き止められるか。

結果、私が倒れた後にやって来た先生の手によって保健室に運ばれ、今に至る。