ミラクル先生といっしょ。

その発言とは正反対に焦っているような声色でもなく、水道のレバーに手を掛けようとした次の瞬間。


「待って! 私がやる。この調子だと洗濯物も溜まっているでしょ? 蛍人君はそれをやってあげて?
あと、出来れば先生着替えさせて。汗かいていたから」


と、ここまで食器洗いを申し出た上に勝手に蛍人君に指示した所で気付く。

今洗濯をしても乾くのかと。

夜干しにしちゃえば良いと思っても、取り込む時には先生以外誰もいない。

先生を今外に出す訳にはいかないしね。困った。前言撤回もしにくいし。


「分かった。ついでだから乾燥機もやるよ」


……流石と言うべきなのか。私の不安を真っ先に彼は消してくれた。

この部屋乾燥機なんて完備しているんだね。凄いよ。