ミラクル先生といっしょ。

「風邪と言えばさ。湯浅先生が風邪ひいたって驚いたよね」

「別に? 少し前から調子悪そうだったし」


“先生の事ならすぐに気付くはずなのに気付かないなんて、まだ失恋引きずっているの?”

腹筋中のみっちゃんに呆れ半分からかい半分で言われてしまった。

悔しいけれど……みっちゃん、正解です。まともに先生の顔なんて見ていなかったから。

少し前から悪かったのか。もっと早くに気付いていれば、のど飴をあげる事も出来たのにな。


「で、先生の様子どうだったの?」

「何の事?」

「帰りのホームルームが終わってすぐにいなくなったから、
先生の所に行ったと思ったんだけど。違った?」


みっちゃん、鋭いね。って、私が単純過ぎるだけか。