ミラクル先生といっしょ。

どうすれば良いのか分からなくて、誰もが戸惑いを見せているように見える。

数少なくなったお客さんもやっぱりその3人に注目をしていた。

息をずっと切らしたまま、何も語ろうとしないからこっちから話し掛けた方が良いよね……?

私よりも先に機械君がそう思ったらしく、声を掛けようとしたその時だった。


「おーまぁーえーたぁーちぃー……っ!」


金色の乱れた髪に、黒いリボン。青いワンピースなのに足は大開で。

まるで鬼のような顔をしたアリスさん。

扉のフチに手をかけて、こちらもやはり呼吸を整えているようだ。

先に来ていた3人の表情が少しだけ青くなっているように見えた。