ミラクル先生といっしょ。

「最初はグー……」


相手はパー。私はチョキ。……ちょっと、何勝っているの!?

でも握手はしたし結果オーライ? え、使う場所間違っている?

それに相手の子は別に悔しそうでも何でもないし。うん、大丈夫。

次の子に負ければ良い。そうすれば少しは場の空気も和やかに……。


「メイドさんの勝利ぃー!!」


高らかに宣言するのは猫耳執事。

いつから審判やっていたんだろう。全然気付かなかったよ。

……あーあ、また勝っちゃったよ。何でだ。負けたいのに勝ってしまうって有り得ない!!

入村さんにも白い目で見られちゃうし。まだ来るかも知れないんだからその時こそは……!


「2連勝だなんてしていたら、それを楽しみにしていたお客さんが逃げちゃうわよ?」


余裕かましていられるのも今の内なんだから。