ミラクル先生といっしょ。

ラブレターを貰った所で正直困る。だって私には想っている人がいるのだから。

断るのが少しだけ心苦しくなるというものだ。

でもそれをアイちゃんはラブレターじゃないと否定する。

桃色で裏はかわいい黒猫のシールで封がしてある。どこがラブレターじゃないって言うの?

でもアイちゃんの読みは正しかった。

封を開けて出て来たのは、薄い桃色の便せん。やっぱりラブレターかと思っていたのに。

封筒からは想像できない文面が並べられていたのだった。


『果たし状
明日の放課後、16時。屋上で待つ。
来なかったらタダじゃ済まさない』


……私、何か恨まれるような事でもしましたっけ?

可愛らしい字とは不釣り合いな事が書かれている気がする。

横からそれを覗いていたアイちゃんが“ああ、やっぱり”と困った様子。