「えーっと……どこか具合でも悪いのかしら?」
私に最初に気付いた保健の先生が私を見るなりそう一言。
具合が悪い訳でもなければ怪我をした訳でもない。でも用がない訳でもない。
でもなかなか話を切り出そうとしても上手く切り出す事が出来ない。
「お、お見舞いです……」
「お見舞い?」
苦し紛れの理由だ。付け加えて市来先生に聞いてやって来た、とだけ言うと。
保健の先生は優しく笑って“心配ないわよ”と、穏やかな口調で教えてくれた。
「あ、小比木さん。来ていたの?」
「今気付いたんですか? 弟さんのお見舞いですって。優しい生徒さんですね」
私に最初に気付いた保健の先生が私を見るなりそう一言。
具合が悪い訳でもなければ怪我をした訳でもない。でも用がない訳でもない。
でもなかなか話を切り出そうとしても上手く切り出す事が出来ない。
「お、お見舞いです……」
「お見舞い?」
苦し紛れの理由だ。付け加えて市来先生に聞いてやって来た、とだけ言うと。
保健の先生は優しく笑って“心配ないわよ”と、穏やかな口調で教えてくれた。
「あ、小比木さん。来ていたの?」
「今気付いたんですか? 弟さんのお見舞いですって。優しい生徒さんですね」


