「ひっ!!」



そこには

ソファーに腰掛けた
女の人の姿があった。



反射的に後ずさったあたし。



よく見ると



青白い顔をしていて
見るからに不健康そうに見える。

痩せてるけど、
望ましい体つきとは言えない細さだった。




いつからそこに
いたのかもわからない、

完全に存在感を消してた。





「あいつがお前をみることになった」