ヤバい!! 遅刻する!! ケータイをみて 時間を確認したあたしは、 駅まで全速力で走った。 _______________ __________ 「はぁ、ギリ、セーフ」 なんとかチャイムが鳴り終わるまでに教室に入れたあたし。 苦しくて息ができない。 ぜーぜーいいながら入り口で息を整えるあたしに、 「ユズキ~! おはよぉ~」 友達のアヤノが声をかけてきた。