あたしはケータイを取り出し、 お母さんにメールした。 『今日、帰るの少し遅くなるけど心配しないでね』 助けが無いなら、自力で帰るしかない。 「はぁ・・・」 この道、薄暗くて怖いし... ホント最悪。 とりあえず今は広い道に出ないと。 そう思い、 あたしは路地裏を進んでいく。