________________ どれだけたったかわからない。 薄暗い部屋で1人。 あの時のあたしは ほぼ放心状態だったのだろう。 奥の部屋が騒がしかったのも気づかぬまま、 1人の男があたしの部屋に入ってきたことに 激しく動揺した。 「・・・来ないで!!」 どんどん近づいてくる男に また殴られる、と思い 必死に抵抗した。