「鈴華帰ろっ!」 「…ごめんっ!ちょっと図書委員で職員室に行かなきゃ! だから先に帰ってて!」 あたしと杏は途中まで一緒にいつも帰ってる。 「えーっ…名前だけなのにいきなり仕事?!」 す…鋭い… 「…いや、なんか図書館について一応説明あるみたいで…」 なに…この苦しい言い訳… 「…ふ~ん…まぁ…じゃあ頑張ってね! バイバイ!」 はぁ…なんとかなった…