〜偽りの私〜



私の方を見ずに真っすぐ前だけを見て歩く

私と話がしたいのか?

私に会いに来てくれたのか?

私がまるでいないかのように

ただ黙々と歩き

屋上へと向かう千夏

私はただついていくだけ…
ふと、昔のことが頭をよぎった

懐かしく感じられる

でも何かが大きく今は違っている

漠然とした思いが浮かんでいた


そんなことを考えていたが
考えていられなくなった…

千夏に

千夏の様子に…

私は必要なのか?

何故私は一緒に向かっているのだろうかと…

次第に思うようになっていた


気づけば屋上