チラッと一瞬だけ目が合ったが、すぐに逸らされ目の前を通り過ぎて行った。 「…」 メールを打つのを忘れ、その後ろ姿を目で追ってしまう。 「…2年ぶり…」 その男の子は、小・中学校の同級生。 そして… 私の、初恋の人。