「何笑っとんねん!!笑って済まされると思うなよ男女ぁ!!!」 抑えられている楓の手に握られた大太刀からは刀身が見え隠れしている。 「あはははッ!!面白いものが見れたので今日はこれで許してあげます」 「「……は?」」 永倉と楓の動きが同時に止まった。 「ほら!早く広間に行かないと夕飯食べられちゃいますよ?」 二人を笑顔で手招きしながら沖田は屋敷の奥へ消えていった。 「…新八」 「…あ?」 「…ごめんな」 「…いいよ別に」 沖田という名の嵐の直撃を受けた二人の間には変な友情が芽生えた。